アレッサンドロ・サンティン
アレッサンドロ・サンティン(Alessandro Santin 、1958年10月6日 − )は、イタリア・ヴェネチア出身の元レーシングドライバー。1984年のイタリア・フォーミュラ3選手権チャンピオン[1]。
略歴
1980年にイタリア・フィアット・アバルトに参戦。1981年のシーズン終盤にイタリア・フォーミュラ3選手権にデビュー、1982年よりフル参戦を開始、最高位は9位だった。1983年に成績が向上し、何度かの表彰台を獲得する。1984年にコローニへ移籍し、F3初優勝を含むシーズン4勝を記録しイタリアF3チャンピオンを獲得した。1985年より国際F3000選手権にカテゴリーをステップアップし、1988年までの4シーズン、サンティンは多くのチームから国際F3000に参戦した。
1987年からはアルファロメオ・75でツーリングカー選手権へ参戦。1989年の世界スポーツプロトタイプカー選手権開幕戦・鈴鹿ではクラージュ・コンペティションから参戦し、パスカル・ファブルとのチームで14位となっている。同年のル・マン24時間レースにも同体制で参戦エントリーをしたが[2]、エントリーのみでルマンでは決勝を走っていない。
現在、彼はイタリアで開催されるヒストリック・フォーミュラ3イベントでマシンを走らせることがある。
レース記録
FIA ヨーロッパ・フォーミュラ3選手権
年 | チーム | シャシー | エンジン | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | Pos. | Pts |
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1982年 | Team Theleme | ラルト・RT3 | トヨタ・2T-G | MUG DNQ | NÜR | DON | ZOL | MAG | ÖST | ZAN | SIL | MNZ DNQ | PER Ret | LAC | KNU | NOG | JAR | KAS | NC | 0 |
1984年 | コローニ | アルファロメオ | DON | ZOL | MAG | LAC | ÖST | SIL | NÜR | MNZ Ret | PER | MUG 8 | KNU | NOG | JAR | NC | 0 |
国際F3000選手権
年 | エントラント | シャーシー | エンジン | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 順位 | ポイント |
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1985年 | サンレモ・レーシング | マーチ・85B | コスワース DFV | SIL Ret | THR 9 | EST Ret | NÜR C | VLL Ret | PAU | SPA | DIJ | PER 7 | ÖST 7 | ZAN 7 | DON 9 | NC | 0 |
1986年 | ローラ・モータースポーツ | ローラ・ T86/50 | SIL 6‡ | VLL 6 | PAU Ret | SPA 10 | MUG Ret | 19位 | 1.5 | ||||||||
Formula Team Ltd | IMO 7 | ||||||||||||||||
エディ・ジョーダン・レーシング | マーチ・86B | PER 8 | |||||||||||||||
コローニ・レーシング | マーチ・85B | ÖST 17 | BIR 12 | ||||||||||||||
サンレモ・レーシング | マーチ・86B | BUG Ret | JAR Ret | ||||||||||||||
1987年 | ジェノア・レーシング | マーチ・87B | SIL DNQ | VLL | SPA | PAU | DON | PER | BRH | BIR | IMO | BUG | JAR | NC | 0 | ||
1988年 | エディ・ジョーダン・レーシング | レイナード・88D | JER | VLL | PAU | SIL | MNZ | PER 11 | BRH | BIR | BUG | ZOL | DIJ | NC | 0 |
- ‡ : ハーフポイント。レース周回数が75%未満で中断終了したため、得点が半分となる。
脚注
[脚注の使い方]
タイトル | ||
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先代 イヴァン・カペリ | イタリアF3チャンピオン 1984年 | 次代 フランコ・フォリーニ |