ジョン・ウィリアム・ゴッドワード
ジョン・ウィリアム・ゴッドワード John William Godward | |
---|---|
ゴッドワードが自分を描いたとされるWaiting for an answerいう絵の部分 | |
生誕 | 1861年8月9日 イギリス,ウインブルドン |
死没 | 1922年12月13日 イギリス,ロンドン |
テンプレートを表示 |
ジョン・ウィリアム・ゴッドワード(John William Godward、1861年8月9日 - 1922年12月13日)はイギリスの新古典主義の画家である。古代ローマやギリシャの衣装をまとった女性像を描いて、人気となった。晩年は、モダン・アートの隆盛で人気を失い、健康状態も悪化し、「世界は自分とピカソがいるには狭すぎる」( "the world is not big enough for myself and a Picasso")の遺書を残して自殺した。
略歴
ウインブルドンの役人の家に生まれた。「ビクトリア朝絵画」、ラファエル前派の系譜の画家で、華やかな色彩と繊細で写実的なローレンス・アルマ=タデマのような絵画を描いた。ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツの展覧会に1887年から出展するようになった。
1904年から1919年の間、イタリアに滞在することが多くなった。1912年はモデルになった女性の一人とローマに住んだ。1919年に、健康上の問題からイギリスに戻り、1922年に自殺した。自殺したことなどを不名誉とした家族によって、写真などゴッドワードの資料は破棄されたとされる。
作品
- Far Away Thoughts
- "Summer Flowers", 1903
- "Flabellifera", 1905
- Youth and Time
- "A fair reflection",1915
- "A Priestess", 1894
- "The Tambourine Girl", 1906
- "Athenais", 1908
- "A Pompeian Bath"
- "Idleness", 1900
- "The Mirror", 1899
- "The Signal", 1899
- At the Thermae, 1909
参考文献
- Vern G. Swanson: John William Godward. The Eclipse of Classicism (1998)
- 表示
- 編集