佐藤慶次郎
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佐藤 慶次郎(さとう けいじろう、1927年6月6日 - 2009年5月24日)は、日本の作曲家、造形芸術家。
人物
慶應義塾大学医学部卒で、早坂文雄に師事、1953年に実験工房の会員、後に退会。
1954年の音楽コンクールと1961年のウィーンのISCM国際現代音楽祭に入選。電子オブジェの世界でも注目される。
代表作に1960年作曲の「ピアノのためのカリグラフィー」がある。
2002年には全音楽譜出版社から出版された早坂文雄作曲『室内のためのピアノ小品集』の監修をした[1]。
作品
管弦楽・室内楽・器楽
- ピアノと管弦楽のためのレントとアレグロ(1952年)
- ピアノのための五つの短詩(1953年)
- コンポジションモジェック(1953年)
- ピアノのためのカリグラフィー(1960年)
- 9つの弦楽器のためのカリグラフィー(1962年)
- 10の弦楽器のためのカリグラフィー第1番(1964年)
- 10の弦楽器のためのカリグラフィー第2番(1965年)
テープ音楽
- スティールリボンによるカリグラフィー(1965年)
- ブレンシアの鐘(1966年)
- アルゴル(1965年)
電子オブジェ
- エレクトリック・ラーガ(1967年/1975年再製作)
- オーバー ザ ウェーブス(1974年)
- ヴォーテックス パフォーマンス(1976年)
- ススキ3B(1992年)
- 岐阜ススキ群'99(1999年)
他多数
映画音楽
- 造船日本の誇り 汗と花火(1957年/JPCプロ)
脚注
[脚注の使い方]
出典
- ^ 早坂文雄:室内のためのピアノ小品集|全音楽譜出版社 2022年7月25日閲覧。
外部リンク
- モノミナヒカル展 佐藤慶次郎の振動するオブジェ
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