港区立伝統文化交流館
港区立伝統文化交流館 Minato City Center for Traditional Culture | |
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2022年8月 | |
施設情報 | |
前身 | 芝浦見番→協働会館 |
専門分野 | 郷土史・花柳文化 |
事業主体 | 港区 |
管理運営 | 伝統文化交流館運営共同事業体[1] |
建物設計 | 青木茂(リファイン設計) |
延床面積 | 442.36平方m(建築時[2]) 550.35平方m(リファイン後[3]) |
開館 | 2020年4月1日 |
所在地 | 〒105-0023 日本 東京都港区芝浦一丁目11番15号 |
位置 | 北緯35度38分51.6秒 東経139度45分13.5秒 / 北緯35.647667度 東経139.753750度 / 35.647667; 139.753750座標: 北緯35度38分51.6秒 東経139度45分13.5秒 / 北緯35.647667度 東経139.753750度 / 35.647667; 139.753750 |
最寄駅 | JR田町駅 |
最寄バス停 | 芝浦一丁目(都営バス・ちぃばす) |
外部リンク | https://minato-denbun.jp/ |
プロジェクト:GLAM | |
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港区立伝統文化交流館(みなとくりつでんとうぶんかこうりゅうかん)は、東京都港区芝浦にある公共施設。伝統文化の継承と地域の交流の促進を目的とする[4]。昭和時代初期の和風木造建築を修改築(リファイン)して2020年に開館した。
概要
1936年(昭和11年)に芝浦花柳界の見番として建てられた。その後1944年(昭和19年)に港湾労働者の宿泊施設「協働会館」となった[5]。
老朽化により2000年(平成12年)に閉鎖され一時は解体が検討されていたが、都内唯一の木造見番が現存していることに価値があるとして2009年(平成21年)に旧協働会館の名称で港区指定有形文化財となった。
港区立伝統文化交流館へのリファインを青木茂が設計して2018年から2年におよんで改修工事が行われ、2020年(令和2年)4月に開館した。同年度グッドデザイン賞。
建築の経緯
1920年(大正9年)に南浜町(現・芝浦一丁目)が三業の許可地に指定され、三業地としての発展が始まった[2]。
この見番の建設の中心になった人物は、当地で料亭「芝浦雅叙園」を経営し、芝浦三業組合長および南浜町会長であった細川力蔵である。細川は建築資金の大半を出資し、芝浦三業組合に寄付した[2]。
細川の目黒雅叙園も手掛けた酒井久五郎(1899~1994)が棟梁となり、1935年(昭和10年)9月に着工。翌年6月に完成した[2]。
設備
1階は当初は見番の事務所として、協働会館への改装後は宿泊室および管理人の居室として使用されていた。「百畳敷」と呼ばれた2階の大広間は、協働会館の時代も日本舞踊などの稽古場として使用されていた[2]。
現在の設備は次のとおりである。
- 1階
- 受付
- 展示室
- 情報コーナー
- 憩いの間(福祉喫茶)
- 2階
- 舞台および交流の間
アクセス
脚注
[脚注の使い方]
外部リンク
- 港区立伝統文化交流館
関連項目
グッドデザイン[業務用・公共用の建築・施設・サインシステム-産業・公共用建築工法-街区・地域開発-住宅・住空間-ランドスケープ、土木・構造物ほか](2016 - 2020) | |
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