Poppler
開発元 | freedesktop.org |
---|---|
初版 | 2005年2月27日 (2005-02-27)[1] |
最新版 | 24.05 - 2024年5月1日 (4か月前) (2024-05-01)[2] [±] |
リポジトリ |
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プログラミング 言語 | C++ |
対応OS | Linux、UNIX、BSD、Windows |
サポート状況 | 開発中 |
種別 | ライブラリ |
ライセンス | GPL Version 2 |
公式サイト | poppler |
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Popplerとは、PDF ドキュメントの閲覧に用いられるフリーのプログラミングライブラリである。freedesktop.org によって管理されている。Poppler は Xpdf をベースとし、レンダリングエンジンの扱い方を変えファイルの表示を効率化し、また(Xpdf は独立したソフトウェアであるが) OS の機能性を統合しそれを利用するという、Xpdf の目的それ以上のものを達成するために作成された。
Poppler はいくつかの PDF ビューアに用いられており、Xpdf に対するバックエンドとして用いることも出来る。また、KOffice のような他のアプリケーションにも用いられている。
Poppler という名前は、テレビアニメーションシリーズである“フューチュラマ”のシーズン2、第15話に付けられたタイトル“The Problem with Popplers”に由来する。
Poppler を用いた PDF リーダー
いくつかのフリーソフトウェアは、PDF ドキュメントの描写に Poppler を利用する。[3]
名前 | フロントエンド | URL |
---|---|---|
Evince | GTK | http://www.gnome.org/projects/evince/ |
Okular | Qt4 | http://okular.kde.org/ |
KDE 3 PDF kfile plugin | Qt | http://websvn.kde.org/branches/KDE/3.5/kdegraphics/kfile-plugins/pdf/ |
PopplerKit | GNUstep/Cocoa | http://svn.gna.org/viewcvs/gsimageapps/trunk/Frameworks/PopplerKit/ |
Vindaloo | PopplerKit | http://svn.gna.org/viewcvs/gsimageapps/trunk/Applications/Vindaloo/ |
ePDFView | GTK | http://trac.emma-soft.com/epdfview/ |
TeXworks | Qt4 | https://code.google.com/p/texworks/ |
LocoPDF | none | https://github.com/quickhand/locopdf/ |
DiffPDF(オープンソース版) | Qt4 | http://www.qtrac.eu/diffpdf-foss.html |
Xpdfを拡張した機能
- cairoを描画バックエンドに用いているため、アンチエイリアス処理がなされたベクターイメージと透過オブジェクトを使用することが出来る。cairoはX Window Systemを必要としないので、PopplerはMicrosoft WindowsやMac OSのような、X.Org Serverがプレインストールされていないプラットフォーム上でも動かすことが出来る。
- 注釈のサポート(予定)。PDFドキュメントに保存された注釈を扱うことが出来る。live.gnome.orgを参考のこと。
- フォームの編集機能(プレビューリリースにて)。PDFのフォームに記入された情報をファイルに保存可能。
関連項目
ポータル FLOSS
脚注
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- How to install Poppler on Windows Windows版Popplerの入手方法- Stack Overflow
- Poppler --- PDF ビューア・操作ツール 日本語の情報 - TeX Wiki
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