オキノサキガケ
オキノサキガケ | |
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品種 | サラブレッド |
性別 | 牡 |
毛色 | 黒鹿毛 |
生誕 | 1978年3月20日 |
死没 | 不明 |
父 | ホーント |
母 | エムプレスチャチャ |
生国 | 日本 |
生産者 | なべかけ牧場 |
馬主 | 沖崎エイ |
調教師 | 大久保末吉(美浦) →大久保洋吉(美浦) →佐藤林次郎(美浦) |
競走成績 | |
生涯成績 | 平地38戦1勝 障害25戦6勝 |
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オキノサキガケは日本の競走馬である。1983年に中山大障害の春秋連覇を達成した。
戦績
デビュー~1982年
1980年10月に福島競馬場でデビューし6着。その後翌1981年5月の芝2000m戦で16戦目にして初勝利を挙げた。その後、6月より大久保末吉厩舎から息子の大久保洋吉厩舎に転厩、さらに1982年3月より佐藤林次郎厩舎に移った。同年7月までに400万以下の競走を22戦したが勝利を挙げられず、8月より障害競走に転向した。
障害競走では1戦を除いて全て星野忍が騎乗した。障害入り2戦目の未勝利戦で2着に1.8秒の大差で初勝利を挙げ、4戦目で400万以下でも勝利した。オープン初戦の東京障害特別(秋)では他に有力馬が不在だったこともあり、1番人気となったが優勝したラッキータウロから5馬身差の4着に敗れた。続く中山大障害(秋)では大竹柵の飛越でバランスを崩し騎手が落馬。ハヤテジョー、ボールドマッチと共に競走中止した。
1983年以降
1983年は1月の障害オープンでは3着に敗れたが、2戦目の東京障害特別で2着のメジロアンタレスに3秒の差をつける圧勝で重賞初優勝を遂げた。しかし3月の中山競馬場での障害オープンは勝ったメジロクラウンに6.5秒差の5着と負け、中山大障害(春)でも1番人気はメジロクラウンとなりオキノサキガケは2番人気での出走となった。しかし、メジロクラウンはレース途中で鼻出血を発症し8頭立ての6着と惨敗[1]。オキノサキガケは先行2,3番手でレースを進め、大生垣の着地がやや悪かったが体勢を立て直し、最後の坂路を越えてライバコウハクとのマッチレースとなったが、ゴール手前で外からライバコウハクをかわして優勝した。
同年秋の東京障害特別は63kgのハンデで出走したが5着。続く中山大障害は1982年に中山大障害を連覇したキングスポイントが単勝1.1倍の圧倒的な人気となり、オキノサキガケは2番人気とはいえ単勝8.4倍でのスタートとなった。キングスポイントは2番手から大竹柵を越えて先頭に立ち、オキノサキガケは後方を追走。オキノサキガケは大生垣を越えて徐々に進出し、最終障害を越えて直線手前で先頭のハヤテタケル、キングスポイントを抜いて先頭に立ち、最後は内から伸びてきたメジロジュピターを1馬身1/4抑えて春秋連覇となった。同年の最優秀障害馬に選出される。
1984年は年明けの東京障害特別を優勝したネイティブボーイから0.6秒差の4着。続く中山の障害オープンは62kgで出走し、65kgのキングスポイントから0.8秒差の4着と完敗した。中山大障害はキングスポイントが単勝1.2倍、オキノサキガケが5.3倍の2番人気となったが、キングスポイントは水濠障害で故障し、1、2コーナー中間の生垣障害手前で競走中止。オキノサキガケも優勝したメジロジュピターから17馬身差で完走した4頭の中で最下位という結果に終わった。その後も結果を残せず、秋の大障害はメジロアンタレスから5馬身3/4差の4着となり、翌1985年4月の中山大障害(春)では大竹柵で騎手落馬により競走中止[2]。5月に競走馬登録を抹消し、その後は馬術競技馬として生活した。
血統表
オキノサキガケの血統(ロイヤルチャージャー系/Foxhunter 5×5=6.25%(母内)) | (血統表の出典) | |||
父 *ホーント Haunt 1971 黒鹿毛 | 父の父 Habitat1966 鹿毛 | Sir Gaylord | Turn-to | |
Somethingroyal | ||||
Little Hut | Occupy | |||
Savage Beauty | ||||
父の母 Kew1963 栗毛 | Princely Gift | Nasrullah | ||
Blue Gem | ||||
Astrentia | Denturius | |||
Aherlow Valley | ||||
母 エムプレスチャチャ 1968 鹿毛 | *ワラビー Wallaby 1955 黒鹿毛 | Fast Fox | Fastnet | |
Foxcraff | ||||
Wagging Tail | Tourbillon | |||
Foxtail | ||||
母の母 キヨハ1947 鹿毛 | *プリメロ | Blandford | ||
Athasi | ||||
第弐オーイエー | *シアンモア | |||
*オーイエー F-No.3-e |
脚注
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ
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啓衆社賞 |
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優駿賞 |
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JRA賞 |
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中山大障害勝ち馬 | |
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1930年代 | |
1940年代 | 第12回 キヨクジツ / 第13回 スタミナ / 第14回 ライハルオン / 第15回 ゼーアドラー / 第16回 ホウカツピータ / 第17回 バイエル / 第18回 モトクマ / 第19回 カミワカ / 第20回 ニユージヤパン / 第21回 フクレイ / 第22回 ブルーホマレ / 第23回 カミカゼ / 第24回 ブランドライト |
1950年代 | |
1960年代 | |
1970年代 | |
1980年代 | 第84回 オキノサコン / 第85回 カチウマタロー / 第86回 ナカミショウグン / 第87回 テキサスワイポン / 第88回 キングスポイント / 第89回 キングスポイント / 第90回 オキノサキガケ / 第91回 オキノサキガケ / 第92回 メジロジュピター / 第93回 メジロアンタレス / 第94回 ブルーフラール / 第95回 オンワードボルガ / 第96回 ライバコウハク / 第97回 ハッピールイス / 第98回 メジロアンタレス / 第99回 シノンシンボリ / 第100回 メジロアイガー / 第101回 ヤマニンアピール / 第102回 キョウエイウオリア / 第103回 メジロマスキット |
1990年代 | 第104回 パンフレット / 第105回 ワカタイショウ / 第106回 シンコウアンクレー / 第107回 シンボリモントルー / 第108回 シンボリクリエンス / 第109回 シンボリクリエンス / 第110回 メジログッテン / 第111回 ブロードマインド / 第112回 ブロードマインド / 第113回 ローズムーン / 第114回 ダイカツストーム / 第115回 フジノスラッガー / 第116回 ポレール / 第117回 ポレール / 第118回 ポレール / 第119回 ケイティタイガー / 第120回 ノーザンレインボー / 第121回 ビクトリーアップ / 第122回 ゴッドスピード |
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